今回の旅行は、出羽三山(月山・湯殿山・羽黒山)のうち月山・湯殿山は冬期間に登拝でないことから、羽黒山には三神を祀る豪壮な三神合祭殿がありそれと五重塔を雪に覆われた時期に尋ねたく(ミシュラン・グリ−ン・ジャポンに認定されている)、そして何年ぶりかのスキ−もできればと前々から準備した愉しみであった。残念ながらスキ−は雪不足で滑る事はできなかったが、雪が舞う国宝の五重塔を見て・重要文化財の三神合祭殿でお参りする事ができた有意義な新年であった。 1日〜4日まで山形自動車道の「庄内あさひIC」から約21Kmの「休暇村庄内羽黒」に4泊、東京からは高速道で約500km前後である。天気予報では31日は天気が大荒れで強風と大雪との予想、 コ−スは少し距離があっても関越自動車道経由で日本海東北自動車道にするか、東北自動道経由で山形自動車道から「庄内あさひIC」まで行くかさんざん迷ったが、大雪は通行止めがなければなんとかなるとしても、強風を避ける為に内陸の東北自動車道経由で行く事にし、少し早めに出かけるべく31日の昼過ぎに東京を出発。 東北自動車道に入ってからは大晦日と言う事もありも道路は混雑なし、風が強く制限速度50Kmの表示で私の車はハイル−フなので、60Km前後で走行しても風の吹き抜ける場所ではハンドルがとられ車体が左右に振られる、しかし制限速度をはるかに超える100Km近い速度で次からつぎと後続車に抜かれて行く。 山形自動車道に入ってからも車は少ないものの一車線が続き何度も後続車に追いつかれ、車間距離をとらずに無理やり追い越され恐怖を感じ、一般道に何度も降りようかと思ったが仮眠する場所の事を考えそのまま走る、夜遅く寒河江SAにようやく辿りつきここで朝まで仮眠、翌日1日の夕方宿舎に到着。 第1日目(12月31日) 東京〜東北自動車道〜山形自動車道・寒河江SAで仮眠 第2日目(1月1日) 寒河江SA〜(山の神のケヤキ)〜羽黒山(随神門・爺杉・五重塔)〜休暇村庄内羽黒泊 第3日目 2日 宿舎〜羽黒山の途中まで行くが大渋滞で山頂を諦め宿舎へ戻る 第4日目 3日 宿舎〜鶴ヶ丘城跡(荘内神社)〜(馬場町のタブノキ)〜羽黒山へは大渋滞で途中から引き返し〜宿舎泊 第5日目 4日 宿舎〜羽黒山(三神合祭殿他)〜(月山ダム)〜(湯殿山総本寺瀧水寺大日坊)〜(湯殿山スキ−場)〜(多層民家)〜松ヶ岡開墾場〜宿舎泊 第6日目 5日 宿舎〜玉川寺〜日本海東北自動車道〜R345号線〜(念珠関跡)〜日本海東北自動車道〜関越自動車道〜東京 |
天然記念物のケヤキ根幹部
根周11mで、樹齢800年
『子守り明神}と呼ばれていたが
昭和58年に暴風被害で枯れた
羽黒山山頂への有料道路
2日、3日と大渋滞で山頂へは
行けなかったので、今日は
午前中に宿舎を出発
宿舎の駐車場(標高310m程度)には昨晩降雪があった
なんと冬さくらが咲いていた
今年は雪が大変少なく畑にも雪がないと言う
鶴岡市内から遠くの山を望めば雪が見えるのに
初詣で多くの参拝客が訪れる
荘内神社本殿
鶴ヶ丘城の大手門跡
夕 食
夕食後のイベント
賞品をゲット
休暇村前のスキ−場
雪が少なくリフトは動かず、まだ滑れない
例年なら2m近い雪があるのに
午前中は箱根駅伝をテレビで見て、午後から
羽黒山山頂へと有料道路に入るが大渋滞で諦める、
その後は休暇村に戻る
民家の前の柿 雪に映える
簡素な夕食
今までの休暇村の中では
一番食事内容が悪い
← 樹齢1000年と言われる爺杉
あまりに高くて上は見られず
羽黒山で一番長生きの古木
対に並んでいた婆杉は
明治35年の台風で倒木
東北地方唯一の国宝・五重塔
平安中期に平将門が建立したと
伝えられる
現在の塔は室町時代に再建、
慶長13年に出羽山形潘主・
最上義光が修復したもの
随神門から山頂に至る約2kmの参道は、
樹齢300年〜600年に及ぶ老杉が約580本
生い茂り、石段は延々と続く、
ミシュラン・グリ−ンガイド・ジャポン三ツ星に
認定されている、この時期歩くのはかなり
時間もかかる下りは危険
五重塔の
すばらしさに大感激
国道だが対向車との分離帯はなく
細心の注意で走る、景色に
見とれている余裕はない
鶴岡市三川町の天然記念物
山の神のケヤキ 樹齢350〜400年
風雪に耐え抜いた
風格を感じるケヤキ
羽黒神社の大鳥居が見えてきた
想像以上に大きい、雪がひどく視界不良
羽黒山随神門への参道
静かな元旦です
猛烈な降雪
随神門と天拝石
羽黒山のスギ並木は山頂まで約2q続く
須賀の滝
江戸時代に遠く月山から水を引いて
造られた滝祓川神社
降りてきた階段(継子坂)は踊り場がなく長い
足を滑らしたら大変 下からみたところ
霊祭殿の天上絵
参集殿の大広間
参 集 殿
雪は30〜40センチ以上もあり歩きにくい
羽黒山山頂の駐車場
標高414m
山頂のスギ並木も大きい
登りはじめると雪が多くなってくる
4日午前中ともなれば参拝者も少なく
すれ違う車も少ない
継子坂の階段は雪で滑りやすい
手摺がないので一歩づつ歩く
しばらくなだらかな坂道が続く
寒河江SA 明るくなってきた 6時半頃
矢板PA付近で 黒い雲がでてきた
蓮田SAで
2019.12.31〜2020.1.6 | 1/2 |
雪の舞う五重塔
素木造り、柿葺、
三間五層の均整の
とれた優美な姿
で見ごたえあり
正面からみたところ
休暇村 ロビ−
祓川神橋
むかし参拝者はこの川で身を清めて参道を登った
ここから先は神域
山形高速道料金所から一旦自動車専用道に入る