どうしても高尾山でシモバシラの氷の華を見たくて天気予報と日々にらめっこをしていたが、今年は暖冬で氷点下になる日がなくもうダメかなと思っていたが、昨日(18日)午後より関東地方の山々に降雪があり、19日の最低気温は1℃という事で若しかしたらとわずかな希望をもち出かける事にした。
新宿駅発7時半過ぎの凖特急に乗り、高尾山口駅には8時半前に到着、氷の華は温度が上がると融けてしまうので、いつもより1時間以上も早く駅に到着。山頂にも降雪があったが日曜日と言う事もあり駅前は多くのハイカ－? (服装から見ると観光客? )で混雑、今更ながら高尾山の人気にはにはびっくりである。
まず山頂近くのシモバシラのみられる場所を目指して急ぐ、それにしても昨夜の降雪で草木は雪を被り、このようすではシモバシラの根元は雪で覆われ無理ではないかと絶望感が漂う。樹々には花が咲いたように雪がついて綺麗である。

10時前には目的の場所に到着したが残念ながら見る事はできなかった、しかし山頂では久しぶりに素晴らしい冠雪の富士山を望みながらお弁当を食べる。その後はシモバラシが多く若しかしたらと、もみじ台の裏コ－スまでトイレ傍の5号路を経由で行く、かなり探したがやはりシモバシラは多くの雪に覆われてみる事はできなかった。
ところがここで出会ったハイカ－から意外な言葉が、今朝山頂近くで氷の華を見たと言うのである、帰りに立ち寄る事にしたがはっきりした場所は分らず。一旦分岐点まで行き、秋の紅葉時には素晴らしいモミジが見られるもみじ台で富士山を望み、階段経由で高尾山山頂へ、なんと山頂付近でシモバシラの氷の華を見る事が出来たのである、あまり良い状態ではなかったが念願の氷の華が見られた。