恐怖のヒグマ遭遇体験
8月14日北海道羅臼岳登山で下山中に20歳代の男性がヒグマに襲われ亡くなりました。痛ましい事故です。
私も同じコ-スで2012年7月28日に単独登山、今回男性がヒグマに襲われた場所近くで登山中に親子ヒグマに遭遇、恐怖を感じた時の写真がありますので、若し興味があったらご覧ください。
男性が襲われた付近は樹々に覆われた登山道で、蟻の巣が多くヒグマが頻繁に出没(甘いものが大好物)、ヒグマに人間がいる事を知らせる為に鈴を付け、絶えず周囲に気を配りながら歩かなければならない超危険地帯です。
私が遭遇したのはこの地帯を通過しすぐ、幸い私より先行していた登山者が樹々の葉が揺れている事に気づきストップ、周囲の登山者も慌てたり、騒ぐことなく冷静に対処、子連れヒグマは我々を見下ろしていたもののしばらくして立ち去りました。
そして下山中も親子ヒグマに遭遇、この時は見かけた女性がパニックになり後退りしましたが、幸いヒグマには気づかれなく大事になりませんでした。
登山者の中にはマナ-が悪い人がいて、リックを登山道に置いたまま登る人もいます、食べ物の味を覚えるといつかはこのような事故が起きるのではないかと、ビジタ-センタ-の人も危惧していました。
登山中に飴を口に入れて歩くと、ヒグマは匂いを感じとるので厳禁、飴を包んだ紙等も必ず下山まで持ちかえります。
普段は人を恐れるヒグマですが、人を襲ったクマは人を獲物と感じてしまうので、可哀そうですが射殺されました。しばらくは登山禁止でしょうね、素晴らしい山なのに残念です。下山後は見知らぬ同志で記念写真。
